社会見学2006/07/04 23:25


 M治カナ子さんの引率で、埼玉の春日部にある「首都圏外郭放水路」という施設を、家内と三人で見学してきました。

 巨大な柱が並んだ画像を見ると、まるで実写版『ウィザードリィ』とか『女神転生』みたいに見えますし、これで柱に彫刻がほどこしてあったら、映画『ロード・オブ・ザ・リング』のドワーフが作った地下宮殿「ドワロー・デルフ」ってかんじです。上から洞窟オークが襲ってきそうな雰囲気(笑

 なにをする施設なのかというと

「首都圏外郭放水路は、あふれそうになった中小河川の洪水を地下に取り込み、地下50mを貫く総延長6.3㎞のトンネルを通して江戸川に流す、世界最大級の洪水防止施設です。」(首都圏外郭放水路インフォメーションからの引用。くわしくはリンク先を参照してください。)

 つまり、洪水対策用に地下に作られた人口の川。

 地下宮殿のような画像は「調圧水槽」と言って、地下の川を通ってきた水の勢いを弱めるためのプールで、ここに集まった水を、すぐそばに流れる江戸川に排水するそうです。
 埼玉の中川・綾瀬川流域は、土地が低いために洪水の被害が多かったんですが、この施設のおかげで、昨年の台風の洪水被害は格段に減ったとのこと。

 柱の高さ17m、重さ約500トンだそうで、これが59本も林立した景観は、かなり見応えがありました。
 ふだんの見学なら、調圧水槽の底の部分を歩けるそうなんですが、今日は一部で工事をしているということで、壁面上部にぐるりと付いた通路(たぶん地上15メートルくらいの高さ)を歩かせてもらいました。
底から上を仰ぎ見たかったけれど、上からの眺めはこれはこれで貴重だし、なかなかスリリングでよかったです。

 ここでは1日2回の見学会を実施していて、各20人ずつの見学者を案内してくれます(要予約)。案内をしてくれる係の人は、皆さんとても親切な方ばかりでした。
帰りにはパンフレットと、西澤丞氏撮影による絵はがきをいただいてホクホク。

 ちなみにこの施設は『鉄人28号』『仮面ライダー555』『スカイハイ』などのロケにも使われたんだとか。